第2回講演会

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2017/08/09

本日はやすらぎ荘様での2回目の講演になります。
新しい制服でのお目見えでもありました(笑)

タイトルは「リハビリの技術を用いた介助方法」

リハビリを特殊なものと思わずに日常的な生活介助のレベルで利用者様に提供できるものとして講演させて頂きました。体の構造というものは誰しもがわかっているようでわかっていないものです。しかし構造がわかってしまえば、介助時に必要な力は最小限に留めることができます。そして最小限の介助というものは利用者様の動きを阻害せずにかつ、最大限に発揮することができるものです。

体の各部位の構造について簡単な説明を行いながら実際に体験していただきました。皆さん、知らないことも多く驚かれているような場面もみられました。こういう身体の構造に感ずる簡単な部分を知っているのと知らないのとでは、実際の臨床場面でのアセスメントや疑問に対する仮説が変わってくるので重要になります。

立ち上がりの介助を行う際にも引き上げは良くないということは通説になりつつあります。引き上げた際の摩擦が褥瘡を誘発する危険性があり、また利用者様の動きにも合わせづらいというのが理由です。しかし実際の介護場面では止めるためにどう取り組めばいいかがわからず、やすらぎ荘施設長の盛様もその点について悩まれているようでした。今日の講演ではその一部に対するアプローチの方法もお教えさせて頂いています。
こういった事業者の方が増えていけば、無為な寝たきりになっていく方も減る介護情勢が出来るのかなと思いました。

拙い内容ではありましたが、最後まで真剣に聞いてくださった正友会職員の皆様ありがとうございました。他の事業者の方々も講演については無料で対応させて頂いていますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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